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既卒の「転職」は2通りある|正社員経験の有無で使う入口が変わる【231社の実測】

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kota

kota(キソオテ運営者)

人材ベンチャーで20〜30代前半に特化した転職エージェントの集客責任者を務めたのち、既卒・ニート・フリーター領域のWebメディア責任者を担当。詳しいプロフィール

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「既卒 転職」で調べている人は、実は2通りに分かれます。正社員として働いたことがある人と、ない人です。

この違いで使う求人サイトも、出す書類も、スケジュールも変わります。20業界231社の応募資格を1社ずつ読んだところ、応募できる会社の数は183社と92社——ちょうど2倍の差がありました。

この記事でわかること

  • あなたがやろうとしているのは「転職」か「就職」か
  • それぞれで使う入口・書類・スケジュールの違い
  • 間違った入口に入ったときに何が起きるか

まず分ける:正社員として働いたことがあるか

あなたの状況やろうとしていること使う入口
正社員経験がない(アルバイト・派遣・未就業)就職大手の新卒枠(既卒可)183社+既卒向けサービス
正社員経験がある(第二新卒)転職新卒枠92社+キャリア採用(通年)

言葉の問題に見えますが、実務では入口そのものが違います。間違った入口に入ると、書類の出来に関係なく落ちます。

正社員経験がない場合——「就職」の進め方

231社のうち、91社が「正社員としての就業経験がない方」を条件にしていました。三菱商事、伊藤忠商事、三井不動産、日本製鉄、JTB、三菱UFJ銀行——この91社は、正社員経験がない人しか受けられません。

就労経験を問わない92社と合わせて、応募できるのは183社です。

このケースでやること

  • 転職サイトではなく、企業の採用ページを見る——2026年9月時点で受付中だった12枠のうち11枠は公式マイページからの直接応募のみ
  • 出す書類は履歴書とエントリーシート——職務経歴書は原則不要
  • 締切に間に合わせる——新卒枠は年1回。商社は9月時点で27卒の受付がほぼ終了
  • 聞かれるのは「なぜ新卒で就職しなかったか」

正社員経験がある場合——「転職」の進め方

一度就職している人は、上の91社が使えません。応募できるのは「就労経験を問わない」92社と、キャリア採用(中途採用)の枠です。

ただしこちらには、既卒にはない利点があります。

このケースでやること

  • キャリア採用は通年——締切に追われない。新卒枠との最大の差
  • 転職サイト・転職エージェントが使える——求人の量はこちらが圧倒的に多い
  • 職務経歴書が必須——在籍期間が短くても作る
  • 聞かれるのは「なぜ辞めたか」「次も同じ理由で辞めないか」

入口を間違えると、こうなる

やりがちなこと起きること
正社員経験があるのに、91社の新卒枠に出す要項の時点で対象外。何社出しても結果は変わらない
正社員経験がないのに、転職サイトだけで探す大手の既卒枠が視界に入らない。「求人がない」と感じる
「転職」で検索し、中途向けの職務経歴書の書き方を真似る実務経験を前提にした型なので、書ける材料がなく手が止まる

どれも能力の問題ではありません。入口の選び方だけで結果が変わります。

どちらの場合も共通していること

入口が違っても、企業が見ているところは同じでした。

共通して効くこと

①謝罪から入らない。「就職活動に失敗し」「すぐ辞めてしまい」で始めると、面接官は「本人も不利だと思っている」と受け取ります。事実を短く述べて、いまの考えで締めます。

②卒業からの年数を確認する。上限が読み取れた137社のうち71社が「3年以内」でした。一方で上限なしの会社も40社あります。3年を過ぎていても全部が閉まるわけではありません。

③初任給は新卒と同じ。既卒を新卒枠で受け入れる会社では初任給も新卒と同額です(全体の中央値290,000円/203社)。ただし固定残業代を含む額が多く、「固定残業なし」と明記していたのは10社だけでした。

どちらの入口かを自分で決めきれないとき

派遣や契約社員だった、正社員で入ったが研修中に辞めた——要項のどちらに当たるか、自分では判断しづらいケースがあります。

既卒が対象に入っているサービス

第二新卒エージェントneo(ネオキャリア)——対象に「第二新卒・既卒・フリーター・中退・高卒」と明記しており、どちらのケースも扱えます。不採用の理由を企業から聞いて本人に共有する点を公表しています。

第二新卒エージェントneo(無料相談)

※アフィリエイト広告です。この記事で挙げた大手の新卒枠(91社を含む183社)は、このサービスからは応募できません。公式マイページからの直接応募のみです。併用する前提でご覧ください。

LINEでも相談できます

キソオテの公式LINEでは、「自分はどちらの入口か」の確認にもお答えしています。派遣・契約・短期離職など、線引きが難しいケースだけでも送ってみてください。

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まとめ

この記事の要点

  • 正社員経験がないなら「就職」。大手183社の新卒枠が使える
  • 正社員経験があるなら「転職」。92社+通年のキャリア採用
  • 91社は「正社員経験なし」限定——ここを間違えると何社出しても通らない
  • 新卒枠は公式マイページからの直接応募が中心。転職サイトには出ない
  • どちらでも謝罪から入らないのは共通

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